180119 巷のうわさ話と紹介記事
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私は近所のスポーツジムに通っていますが、ボバース記念病院の近くに住み同じジムに通う人から聞いたお話です。
十数年、巨人軍の長嶋茂雄さんから「ボバースのリハビリテーションを受けたい」と申し入れがあったそうです。長嶋さん側の要望は「ボバースの病棟のうち1フロアを専用したい」との要望だったそうですが、病院側はさすがにこれには応えきれず、リハビリの責任者がチームを編成して東京に常駐することで決着したそうです。
私はこの話を聞いた時、ボバース記念病院にはそれ以前に何度か友人の見舞いに行って全国から患者さんがリハビリを受けに来ておられることやリハビリでごったがえす様を眺めていたので「案外本当の話かも?」と思いました。
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森之宮記念病院の待合室に置いてある本棚に大西成明写真集「ロマンティック リハビリテーション」がありました。その中に森之宮記念病院を紹介した記事があったので添付します。
大西成明写真集「ロマンティック リハビリテーション」より
リハビリテーションは手術や薬物を使った”本格的な”治療が終わった後を担当する限定的で短期間の治療であると考えられてきた。実はこうした考え方は今でも医療関係者の中で根強く続いてきている。病院経営から見てもリハビリテーションはめざましく収益の上がる部門でないから積極的に患者さんの治療後のことに取り組もうとする人も多いとは言えない。しかし現実の世界の中では、ケガや病気で治療を受けた人々にとって本当に必要なことは、急性期の治療直後から始まるリハビリテーションの長い道程に注がれる医療者の気づかいと、必要な時期に提供されるべき適切な支えだ。医療の中でリハビリテーションに本気に取り組むには、時に経済効率を度外視した「情熱」と、リハビリテーションを必要としている人々に対する「愛」が勝たなければならない。医療法人大道会は民間病院の中にあって全国にさきがけて急性期医療からリハビリテーションまでの全過程をカバーする視野で病院づくりを行ってきたグループで、1982年にボバース記念病院が作られ、その拡張として2006年には森之宮病院が誕生した。子どもや成人、高齢者を対象に集中的なリハビリテーションを行えるよう、リハビリテーション室は治療のために入院する生活病病練群のちょうど中心にある。「つまり、患者さんにリハ室まで来てもらうのではなく、リハスタッフが病練のベッドサイドのすぐ近くまで向かう格好です」と院長代理の宮井一郎さんは説明する。セラピストは2008年4月の時点でボバース記念病院に53名、森之宮病院に180名が配置され、1年365日、休みなくリハビリテーションが実施されている。病院の最上階には付属の研究所があり、脳イメージの技術を積極的に取り入れて、治療効果の立証に取り組んでいる。
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私は明日退院します。